

2025年6月5日(木)当法人 渉外 平田竜都が株式会社 PoliPoliが主催する「Policy Pitch」に参加し、不安定な世界情勢における日本のリーダーシップの重要性を訴える政策提言を行いました。
本イベントには国会議員や省庁関係者、およびグローバルヘルス分野の有識者が参加しました。イベントでは、岸田文雄議員、木原誠二議員、渋澤健氏が「『新しい資本主義』が拓く健康安全保障の新機軸」をテーマにパネルディスカッションも実施されました。
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今年1月以降、アメリカ政府はUSAIDの凍結を発表し、ODA拠出を大幅に削減しました。支援プログラムの停止はすでに現地で深刻な影響をもたらしています。統計を見ても世界にはGavi 支援国の中だけでも未だに1100万人のゼロドース児が存在し、課題解決には至っていません。
このような危機的な状況で日本が国際社会、特に保健分野でリーダーシップを発揮するために以下の2点を趣旨とした政策提言を行いました。
①Gavi6.0への増額かつ継続した拠出
②UHCナレッジハブを活用した人材育成の推進
2025年はGavi ワクチンアライアンスだけでなく、Global Fundの第8次増資会合も控えており、グローバルヘルス分野において非常に重要な1年です。今回得られたフィードバックやご意見を踏まえ、引き続き提言を行っていきます。