2025年11月1日(土)~2日(日)に第40回日本国際保健医療学会学術大会が帝京大学板橋キャンパスにて開催されました。

当団体からは、広谷美咲と萩野勇平が参加し発表を行いました。

広谷は、「日本の若者の世界的なワクチン活動に対する意識調査:Gaviワクチンアライアンスとゼロドース児に関するアンケート調査から得られた見解」という題目で、口頭発表を行いました。日本の医療系学生の中でGavi やゼロドース児の認知度がいまだに低いという課題をあげ、若者に対する啓発活動が、国際保健分野における日本のリーダーシップ維持に重要だという視点を示すことができました。発表後には、参加者の方より質問をいただき、研究の内容に対する新たな角度からの見識をいただきました。

萩野は、「日本のユースによるゼロドースチルドレン問題解決への挑戦:研究とアドボカシーの連携によるアプローチ」という題目で当団体の活動内容と成果について紹介するポスター発表を行いました。発表では、これまで主催したワークショップや現地視察、国際機関・NGOと協働しながらアドボカシー活動を展開してきたプロセスについて具体的に共有しました。ポスターセッションを通して、多くの方に当団体の研究とアドボカシー活動を知っていただくことができました。さらに公共衛生に関わる参加者の方々から、ゼロドーズ児に関わる国内の見識や、個人的な体験談を伺うことができ、ゼロドース児をめぐる課題に対する理解を深める機会となりました。

今後も、ゼロドース児問題の解決に向けて、一般社団法人Reaching Zero-Dose Childrenは研究とアドボカシー、啓発の3軸による活動を続けていきます。

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